2年生航海船舶コース
9月集中実習

  9月10日(水)〜12日(金)の3日間、実習船「みずなぎ」に乗船して、底曳網漁業実習を行いました。

  まず、経ヶ岬沖の水深約230mの地点から海洋深層水を採取しました。今後の実習で、この海水から塩を製造します。

  今回の底曳網漁業実習では、京都府立海洋センターとの共同研究である「改良網」を使用しました。改良網とは、必要な魚だけを漁獲し、小さい魚介類やヒトデ類などは逃がすよう工夫された網のことです。そのため、すべての漁獲物の名前を検索し、尾数・重量・大きさを計測しなければなりませんでした。

  漁獲物のうち市場価値のある魚類(カレイ類、タイ類など)は、宮津漁連に出荷しました。

  3日間で5回の操業を行い、最終日の漁獲分は9月13日(土)に本校で開催された「海洋市場」に提供し、地元の皆様に買っていただきました。