まなび教育推進プラン中間案(学校週5日制)


■ 平成15年度のプランに基づく実施事業の内容
  (1) 情報提供の拡充
 京都府奉仕活動・体験活動情報センター
       (社会教育課・各教育局)
8か所
 体験活動等情報センター 17市町

  (2) ボランティア及びボランティア・コーディネーターの養成
 府立高校ボランティア活動推進事業 8 校
 養護学校ボランティア活動推進事業 4 校
 ボランティア・コーディネイトセミナー 2か所

  (3) 体験活動の場の拡大と障害のある子どもの参加促進
 地 域 ふ れ あ い 交 流 事 業 12市町
 京 の わ く わ く 体 験 推 進 事 業 9市町
 土曜日子ども活動支援事業  府立高校 40 校
市 町 村 18市町

■ 成 果
  (1) 情報提供の拡充
   ○ 市町村における体験活動等情報センターが拡充し、自然体験、社会体験、ボラ
    ンティア活動等の様々な活動の情報提供が充実してきた。
   ○ 体験活動等情報センターにおいて、ボランティアの登録やコーディネイトが充
    実し、地域での活動内容の充実と体制が整備されてきた。

  (2) ボランティア及びボランティア・コーディネーターの養成
   ○ 「地域ふれあい交流事業」等地域の活動へ、高校生のボランティアとしての参
    加が促進されてきた。

  (3) 体験活動の場の拡大と障害のある子どもの参加促進
   ○ 障害のある子どもも参加できる体験活動等が、 府内の約半数の市町村で取り
    組まれ、 障害のある子どもも含めた地域での活動が充実されてきた。

■ 今年度の検討会議での検討内容(主な意見)
  (1) 身近な学校施設を活用した活動の充実
   ・ 継続した取組にしていくためにも、身近な学校施設の活用が必要である。
   ・ 学校には、物的機能や人的機能があり、一層活用していくことが大事である。

  (2) 京都ならではの伝統工芸やスポーツなど本物に触れる機会の拡充
   ・ 伝統文化を取り入れた京都ならではの体験活動の充実を図る必要がある。
   ・ 「本物」を体験できる京の伝統工芸品教育活用推進事業は、子どもたちにも
    大変好評であり、充実していくことが必要である。

  (3) いわゆる学童保育など、放課後の活動の充実
   ・ 障害のある子どもが参加できる学童保育の充実が必要である。

  (4) 障害のある子どもの活動の充実
   ・ 障害のある子どもが参加できる機会が拡充され大変好評である。
   ・ より一層、障害のある子どもも参加できるような事業内容の充実と体制の整
    備が必要である。

■ 平成16年度の施策展開の方向

 ◇ 身近な学校施設を活用した体験活動・学習活動の充実を図る。

 ◇ 京都ならではの伝統文化等に触れる機会の充実を図る。