フィールドワーク

 10月27日(土)、第3回みらい学Tで学習してきた「火山学」のフィールドワークとして、福知山市夜久野町にある玄武岩公園と、京都府唯一の火山である第4紀火山「田倉山(宝山)」まで行ってきました。
 当日は雨が降っていましたが、文理科学科の生徒たちは元気に目的地に向かいました。

 玄武岩公園では、柱状節理(流れ出た溶岩が冷えて固まるときに縦割れがおきて、多角形の柱状の岩になったもの)を見て、これが田倉山から流れてきたことを学びました。田倉山が火山であることや溶岩がどのようにして流れていったのかを学習することができました。

 公園見学の後には田倉山に登ってみました。現在の田倉山は火口まで緑に覆われていて、その跡地しか見ることができませんでした。しかし登山道にはスコリア(マグマが冷えて固まった軽石)がいくつも落ちていて、溶岩の流れた場所を確認することができました。

 最後に玄武岩公園に戻り、自分たちで玄武岩の採掘を行いました。初めて行う採掘は実に楽しいものでした。

柱状節理の岩がいっぱい いざ田倉山へ
土の中に隠れているスコリアを発見 昔に噴火した田倉山