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7 気が散りやすい子どもへの手立ての例
[A] 要因として、不注意(ADHD)のケース
◆学習環境を整理し、気を引くものを取り除く。
◆集中して取り組めるよう、机や周囲の環境を整える。
◆授業中に不注意が目立つ場合は、ポイント、キーワード等で注意を促す。
◆熱中できる好きなもの(こと)を教材に活用する。
◆集中して取り組めた時に、大いに誉める。
◆授業中の指示や説明は、ポイントを先に、短く簡潔に伝える。
 
[B] 要因として、片付けができないケース
◆整理がしやすいように持ち物を減らす。
◆片付ける場所を決め、余裕のあるスペースを確保する。
◆片付け先を大きくまとめて図示する。
ex:大きめのBOXに、中に入れるものがわかるようなシールを貼って、入れさせる。
 
[C] 要因として、聴覚過敏があるケース
◆授業環境を整える。(音刺激への配慮)
◆大きな音の重なる活動の時(体育祭の練習等)に、その場を離れる、綿球などで耳から入る音量を調節するなどの配慮をする。
 
[D] その他(家庭環境・疾患等)
◆よく気がつく点をプラスととらえて活動を用意する。ex:係活動
◆短時間で取り組める課題を準備し、やり終えたことを評価するなどの経験を積ませる。
◆カウンセラーと連携してサポートを進める。
◆医療機関を紹介する。(皮膚疾患、腎疾患等)
 

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