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12 こだわりが強い子どもの手立ての例
[A] 自己コントロールの弱さ(わかっていても、こだわってしまう)
◆あらかじめ授業中のルール等を約束しておく。
◆全体指導の場面で支障がなければ取りあわない。
◆大声を出す等、妨害になる行動が出る時は、その場面から離す。
◆こだわり場面が予想される時は、あらかじめその要因を取り除いておく。
◆あとで本人の思いをしっかり聞く。
 
[B] 社会性の弱さ
◆こだわる気持を聞く場面と聞けない場面を教えていく。
◆待つことを教える。
◆本人のこだわりをよく聞き取り、支障のない方法に転換していく。
 
[C] 人の気持ち、周囲の状況が読めない
◆「相手はこう感じている」「まわりの人はこう受け止める」ことを学習として教えていく。
 
[D] 関わって遊ぶことの経験不足
◆こだわりや経験したことのない新しいものに抵抗する姿が見られても、グループや担任が楽しんで関わる姿を見せたり、支援して関わらせていく。
 
[E] 人との関わり方がわからない
どう対処していいかわからない時に常同行動が現れ、周囲から見ればこだわり行動に見えることがある。
◆対処方法や関わり方の方法を具体的に教える。
 

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