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1 話が聞けない子どもへの手立ての例
[A] 要因として、ADHD等注意集中に困難があり、環境の整備が必要なケース
◆環境刺激をできるだけ少なくする。
◆無駄な音をカットする。
◆掲示物を気を引かないものに換える。
◆座席は、前や端など、できるだけ落ち着ける場所にする。
 
[B] 要因として、聴覚把持の弱さや音の選択性の弱さがあり、注意を引きつけることが必要なケース
◆話し始める前に、児童に近寄り、肩に手を置いたりアイコンタクトを取ったりして注意を促す。
 
[C] 要因として、聴覚認知の弱さがあり、補助手段が必要なケース
◆板書する。図や表にする。手振り身振りを行うなどの視覚的援助をする。
 
[D] 要因として、PDDがあり、ことばの理解に対する援助が必要なケース
◆学習中注意がそれている場合、声かけ等により注意を向けさせ、ポイントを要約して伝える。
◆課題の中に、その子の名前を入れたり、特に大事なところは名指しして注意を引く等の工夫をする。
◆実物や実際の動作、写真・絵などをことばと結びつける。
 
[E] 要因として、短期記憶力に問題があり、聞く力を育てることが必要なケース
◆板書などの視覚的援助
◆ポイントをメモさせる習慣
◆分からないことは、必ず聞き返すように習慣づける。
 

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