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■要点■
同じサーバ内の他のファイルへのリンクは、相対パス指定で記述してください。 例 × <a href="http://www2.kyoto-be.ne.jp/abc-es/1nen/ab.htm">1年生の行事</a> ○ <a href="rst.htm">2年生の行事</a> |
【解説】 内部ホームページサーバにアップしたファイルを外部ホームページサーバに転送したときのリンクの様子を考えてみます。
URLは、世界中で唯一つの場所を表すので、URLで書かれた他のサイトのリンク先は、右図www2に置かれているWebページからでも、www1に置かれているWebページからでも、同じリンク先を表します。
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右のように、www2というコンピュータにあるabc.htmからefg,htmへのリンクをhttp://www2.・・・・・/efg.htmと書いてしまうと、2つのファイルabc.htm, efg.htmをwww1という別のコンピュータに転送した場合、www1に転送されたファイルからのリンクはwww1の方でなくwww2の方を読みに行こうとします。 これら2つのコンピュータの間にファイアウォールがあるような場合、このようなURLによるリンクでは、外から中が見えないためリンク切れとなります。 |
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abc.htmというファイルにおいて、リンク先を単にefg.htmと書けば(※)、同一フォルダの中にある別のファイルefg.htmを表すことになっています。このような相対的な位置関係でリンク先を指定すると、これら2つのファイルが別のコンピュータに転送されたときでも、お互いのリンクは維持されます。 (※) HTMLのソースコードでは、
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【詳しい解説】
1.同一フォルダ内のファイルは、単にその名前を書けば参照できます。
例
<a href="pqr.htm">合図の文字</a>と書けばよい。 |
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異なるフォルダにあるファイルへのリンクは、共通の親までさかのぼって記述します。一つ上のフォルダは ../ で表します。(親は名前を呼ばなくてもただ一通りに決まります。)
2.右のabc.htmからstu.htmへのリンクは、abc.htmにおいて
<a href="../stu.htm">合図の文字</a>と書きます。 |
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フォルダの中に入るには、そのフォルダの名前を書きます。(子どもは名前を呼ばないと、「どの子どもか」決まらない。)
3.右のabc.htmからvzw.htmへのリンクは、abc.htmにおいて
<a href="../jyugyo/vzw.htm">合図の文字</a>と書きます。 |
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4.右のabc.htmからnmo.htmへのリンクは、abc.htmにおいて
<a href="../../nmo.htm">合図の文字</a>と書きます。 |
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5.右のabc.htmからghi.htmへのリンクは、abc.htmにおいて
<a href="../../jyugyo/ghi.htm">合図の文字</a>と書きます。 |
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上の5.の図において、相対パス指定でghi.htmからabc.htmへリンクするには、ghi.htmの中で、次のどの記述を用いますか。
<a href="abc.htm">合図の文字</a> |
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